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バリア機能を持つ角質層

私達のお肌の一番表面は、皆様ご存知の通り「角質層」で出来ています。角質層は角質細胞の集まりなのですが、この角質細胞は、表皮の一番下にある基底層で生まれた細胞が、新陳代謝によって一番上に押し上げられてきた細胞のことです。

既に遺伝情報が詰まったDNAの役割を果たす細胞核が失われた状態であり、薄い状態ですが数層から十数層くらいに重なっています。

昔は角質層は死んだ細胞であり、時間が経てば自然に剥がれ落ちるだけと考えられていたのですが、近年は肌のバリア機能を持っていることが明らかになっています。

角質細胞はレンガが積み重なったような構造をしています。角質細胞と角質細胞をつなぐセメントのようなものが細胞間脂質であり、セラミドやコレステロール、脂肪酸などの脂分で出来ています。この角質層と細胞間脂質ががっちりと連なって、肌の潤いが蒸発するのを防いだり、外的刺激の侵入からお肌を守っているそうです。

このため、ピーリングなどで角質を削りすぎてしまうと、お肌のバリア機能も失われてしまうので、注意が必要です。洗顔をゴシゴシしすぎる場合でも角質層に傷を付けてしまう恐れがあるので、しっかり泡立てて洗顔するのが1番ど言えるでしょう。

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